2008年 03月 02日
受け継ぎたい たいせつなモノ -振袖-
あなたの”たいせつなモノ”は何ですか?
人それぞれに違うだろうな。私のいま一番たいせつなものは・・・・この振袖です。
明治~昭和初期にかけて作られたというこの振袖。広げて眺めると一枚の絵画のよう。
この振袖を広げると、その色使いや細かな刺繍、日本の四季を織り込んだ文様たちをいつまでも眺めてしまい、時間が経つのを忘れているほど。
いつまで見ていても飽きないほどの凝った図案。ただひたすらに驚くのは施された刺繍の質・量。豪華な比翼仕立てで、裏地にまで様々な文様が染められています。
昨今、呉服を切る人の減少により素晴らしい技を持った職人さんも減少してきていると聞きますが、やはり日本の文化である着物は世界中どの国の衣装にも負けない豪華さがあると改めて開眼している最近。
かくいう私は昨年は6回ほど振袖を着ました。振袖を着るのは事前の小物の準備~当日の髪結い、後片付け、着用後のお手入れ、仕舞うことまで正直手間はかかります。しかし、それらのお支度をひとつひとつ丁寧に行う過程も着物を着る楽しみのひとつかと。
日本人の細やかな精神が生み出した衣装であることを実感する時間でもあります。
着物を纏うと洋服に比べて驚くべき手間暇をかけて心魂こめて作られているのを感じ、着るたびに魅了されていく・・・・。
こういった着物を集めて、みなさまに見ていただけるように展示会を開きたいです。まずはニューヨークでやりたいな。長い歴史を経て培われた日本の美が永遠に受け継がれることを心から祈って。
※こちらの振袖に関して展覧会出品希望などございましたらメールにてご連絡お待ちしております。
人それぞれに違うだろうな。私のいま一番たいせつなものは・・・・この振袖です。
明治~昭和初期にかけて作られたというこの振袖。広げて眺めると一枚の絵画のよう。
この振袖を広げると、その色使いや細かな刺繍、日本の四季を織り込んだ文様たちをいつまでも眺めてしまい、時間が経つのを忘れているほど。
いつまで見ていても飽きないほどの凝った図案。ただひたすらに驚くのは施された刺繍の質・量。豪華な比翼仕立てで、裏地にまで様々な文様が染められています。
昨今、呉服を切る人の減少により素晴らしい技を持った職人さんも減少してきていると聞きますが、やはり日本の文化である着物は世界中どの国の衣装にも負けない豪華さがあると改めて開眼している最近。
かくいう私は昨年は6回ほど振袖を着ました。振袖を着るのは事前の小物の準備~当日の髪結い、後片付け、着用後のお手入れ、仕舞うことまで正直手間はかかります。しかし、それらのお支度をひとつひとつ丁寧に行う過程も着物を着る楽しみのひとつかと。
日本人の細やかな精神が生み出した衣装であることを実感する時間でもあります。
着物を纏うと洋服に比べて驚くべき手間暇をかけて心魂こめて作られているのを感じ、着るたびに魅了されていく・・・・。
こういった着物を集めて、みなさまに見ていただけるように展示会を開きたいです。まずはニューヨークでやりたいな。長い歴史を経て培われた日本の美が永遠に受け継がれることを心から祈って。
※こちらの振袖に関して展覧会出品希望などございましたらメールにてご連絡お待ちしております。
by adorable_mk
| 2008-03-02 22:23
| 藝術