2007年 11月 25日
スバラシキ日本の美 -人間国宝 龍村平蔵‐
鎌倉に来た目的は、実は振袖の帯探し♪
12月、1月とまだまだ続く結婚式に素敵な装いを・・・と
日々帯&御着物との良いご縁を求めて奔走中です。
この日は呉服屋さんを数点まわり、
北鎌倉の「きもの一文字」さんにもお邪魔しました。
今回着ようと思っているのは、昭和初期に創られた大振袖。
その写真を見て頂くと、"こちらでしたら合いますよ!" とお勧めくださったのが
人間国宝である龍村平蔵氏の帯でした。
[写真は龍村平蔵氏製作の帯。※注:一文字さまで見せて頂いた帯とは異なります。]
龍村平蔵氏の斬新な色使いに、
改めて"温故知新"を思い返した瞬間でした。
日本の帯、
これを創るのに掛けられた膨大な時間と手間を考え、
またその美しさに触れると、日本の伝統、そして日本人の精神の素晴らしさを感じ、
”日本人に生まれて良かったな。”とつくづく幸せを感じます。
芥川龍之介氏も、龍村平蔵氏に関して次のようなことばを残しています。
"・・・けれども龍村さんの帯地の中には、
それらの芸術品の特色を巧に捉へ得たが為に、
織物本来の特色がより豊富な調和を得た、
殆ど甚深微妙とも形容したい、恐るべき芸術的完成があつた。
私は何よりもこの芸術的完成の為に、頭を下げざるを得なかつたのである。
・・・屡(しばしば)諸君子の間に論議される天才の名に価するものには、
まづ第一に龍村平蔵さんを数へなければならないからである。"
「芥川龍之介全集 第五巻」岩波書店 より引用
これからも御着物を通じて、
日本の技を、美をお勉強して参りたいです。
「きもの一文字」 JR北鎌倉駅前交番横の道を直進。左手。
有島武郎氏・川端康成氏など著名な文豪達のいこいの場となっていたお茶室を舞台に、
素敵なお着物、帯を揃えておられるお店です。素晴らしい明るさで出迎えてくださり、
すばらしき逸品の数々を見せてくださった「きもの一文字」さんのお母様とご子息様に感謝です。
12月、1月とまだまだ続く結婚式に素敵な装いを・・・と
日々帯&御着物との良いご縁を求めて奔走中です。
この日は呉服屋さんを数点まわり、
北鎌倉の「きもの一文字」さんにもお邪魔しました。
今回着ようと思っているのは、昭和初期に創られた大振袖。
その写真を見て頂くと、"こちらでしたら合いますよ!" とお勧めくださったのが
人間国宝である龍村平蔵氏の帯でした。
[写真は龍村平蔵氏製作の帯。※注:一文字さまで見せて頂いた帯とは異なります。]
龍村平蔵氏の斬新な色使いに、
改めて"温故知新"を思い返した瞬間でした。
日本の帯、
これを創るのに掛けられた膨大な時間と手間を考え、
またその美しさに触れると、日本の伝統、そして日本人の精神の素晴らしさを感じ、
”日本人に生まれて良かったな。”とつくづく幸せを感じます。
芥川龍之介氏も、龍村平蔵氏に関して次のようなことばを残しています。
"・・・けれども龍村さんの帯地の中には、
それらの芸術品の特色を巧に捉へ得たが為に、
織物本来の特色がより豊富な調和を得た、
殆ど甚深微妙とも形容したい、恐るべき芸術的完成があつた。
私は何よりもこの芸術的完成の為に、頭を下げざるを得なかつたのである。
・・・屡(しばしば)諸君子の間に論議される天才の名に価するものには、
まづ第一に龍村平蔵さんを数へなければならないからである。"
「芥川龍之介全集 第五巻」岩波書店 より引用
これからも御着物を通じて、
日本の技を、美をお勉強して参りたいです。
「きもの一文字」 JR北鎌倉駅前交番横の道を直進。左手。
有島武郎氏・川端康成氏など著名な文豪達のいこいの場となっていたお茶室を舞台に、
素敵なお着物、帯を揃えておられるお店です。素晴らしい明るさで出迎えてくださり、
すばらしき逸品の数々を見せてくださった「きもの一文字」さんのお母様とご子息様に感謝です。
by adorable_mk
| 2007-11-25 01:53
| 彩る